スービック政府機関インターンシップ体験談 vol.2

今年8月にSBMA(Subic Bay Metropolitan Authority)でインターンシップをしていた森洋平です。 今回もスービック政府機関でのインターン体験をお届けします。

スービック政府機関インターン日記

2018/08/17「1日に5回食事をするフィリピン人」

インターンシップを始めてから1週間経ちますが、毎日未知のフィリピン文化に遭遇して日本文化との違いを楽しんでいます。 フィリピンでは1日5回ほど食事をします。朝食、午前中の間食、昼食、午後の間食、そして夕食です。 私も最初にこのことを聞いた時、日本に帰るまでには確実に体重が増加していると思っていて、妻も「デブはやだー!絶対に太るな!」と絶叫していました。 ただ、太るのはわかっていても、みんなが食べていると自分も食べたくなってしまいます。 写真はこちらに来てから食べた間食たちです。サンドイッチ、ビーフン?などいろいろなものを食べます。間食をすることが前提にあるのかないのか、昼食は日本の場合よりもライトです。白米とおかず1個という感じです。

そもそもなぜ、フィリピン人は5回も食事をするのかというとグループのコミュニケーションを行うためだそうです。
確かに職場で間食をする時はみんな仕事を止めて笑い合いながら食べているし、昼食時にはみんなで同じテーブルを囲んで楽しく食事をしています。
私もその中に参加させてもらっていますが、冗談などを言い合いながら関係が親密になって行くのがわかり、英語のいい勉強にもなります。
今日のトピックは私と妻の馴れ初めについて。現地の女性職員から質問が相次ぎました。笑

2018/08/18「楽しいビーチ清掃」

金曜日にSBMAの職員総出で近くのビーチの清掃に行って来ました。
実はこの清掃を行うに際し、チームの結束を高めるため同じ色のTシャツを来て行こうという話になり、私たちのDepartmentは赤で揃えることになりました。
まさに「赤備え」になったわけですが、なんでも楽しく行うのがフィリピン流。みんなワイワイ楽しくゴミを拾っていました!
そして最後はフィリピンお約束の間食タイム。
ビーチで頑張って掃除をした職員を労うようにアイスクリームが用意されていて、みんな美味しく食べてHappyな気分で職場へ戻りました。写真はお世話になっている部署の人たちです。

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2018/08/22「 “バターン死の行進”の慰霊施設に行ってきました」

今週の日曜日に職場の同僚と一緒にサマット山(Mt Samat)に行って来ました。
Mt Samatは第2次世界大戦時に起こった「バターン死の行進」の慰霊施設がある場所です。
山の頂上付近には、Mt Samat付近での戦いの様子を記したレリーフ、死の行進の様子を伝えるためのミュージアムや慰霊のための巨大な十字架があり、フィリピン人にとっては祖先の霊を慰める重要な「聖地」とのことです。
戦争から70年近くが経過し、被害者と加害者の子孫が一緒に写真に笑顔で収まれるようになったことは本当に幸せなことだと思いますが、ここで起こった歴史を忘れてはいけないということを強く思った一日でした。

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2018/08/25「フィリピンで初めての社員旅行」

木曜から金曜にかけて所属するthe Board of Secretariat(秘書課)のみんなと一緒にTeam Buildingに行って来ました。
Team Buildingとは課内の結束を高めるために行ういわゆる社員旅行のような物です。訪れた場所はSubicから車で2時間ほど北へ行ったCrystal Beachというところ。
道中はバスの中でワイワイガヤガヤ、レストランではみんな楽しくフィリピン料理を楽しみ、みんなでビーチに繰り出したり(強風のため遊泳は不可)、サーフィンを楽しんだりしました。
このまま、遊びだけで一晩を過ごすのかと思いきや、上司が中心となりレクチャーとディスカッション通じて課内のビジョンや目的の再確認、SBMAの役割などを理解する時間もしっかりありました。
社員旅行は日本では絶滅寸前だと思いますし、面倒な仕事の一つだというマイナスイメージが先行しますが、SBMAのTeam Buildingは 同僚と一夜を過ごすことでチームワークを高めることができる効果的なプログラムだと思いました。
笑顔の国フィリピンでは職場でもみんな楽しく仕事をしようという意識があります。これだったら出勤するのが楽しくなりますよね。

<つづく>