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3週間のスービックプログラムを終えて

体験談,

大学3年生 川崎遥加

【プログラム参加まで】
「夏休みに海外プログラムに参加したい」と考えていた頃、I yesのページを見つけました。海外でビジネスをすることに漠然とした憧れがあり、実際の目でビジネス現場を見てみたかったこと、就職活動が近いにもかかわらず、「働く」ことに対してあまりにもぼんやりしていたため、将来何をしたいのかを考えるきっかけがほしかったことが参加を決めた動機でした。また、3週間のうち最初の1週間は、英語レッスンを受けることができる点も他社と比べ、魅力的でした。

【授業について】
1日に7コマの授業を受けました。5人の先生が交代で教えてくれるのですが、先生によって授業スタイルや性格が違うため、毎回新鮮な気持ちで授業を受けることができる点がよかったです。私の場合、多くの授業は先生がテキストのイディオムや重要ポイントを説明→私がそのイディオムを使い短文や会話をつくる→文法や使い方等の指摘、質問というのが基本でした。自分の理解が不十分な場合は、上手く文を作ることができないので、分かった気になるのを防ぐという意味でもこのやり方は私にあっていました。先生も「そういう場面ではあまり使わないよ。」「こっちのイディオムの方が自然かな。」という風にきちんと指摘してくれたこともよかったです。

参加した時期もあってか、授業はすべてマンツーマンでした。セブの学校で、グループクラスも経験したため、それぞれの利点は分かりますが、1週間という短期プログラムの今回はマンツーマンが私にとって望ましかったです。その理由は、①疑問は解決するまで先生が付き合ってくれる=自分のペースで授業が進む②1対1のため、話さなければ授業が進まない=1コマあたりの自分が英語を話す機会が増える③授業内でやりたいことを提案すると臨機応変に対応してくれる、という点からです。

1日の授業スケジュールの中に、1時間×2の休憩時間が設けられていました。個人的には、中休憩は長くとも15分程度でよいと感じました。1番の理由は、(上手く説明できませんが授業モードになっている頭を中休憩が入るたびにだれてしまうというか、リラックスしすぎてしまい、休憩が終わるごとに脳を切り替えるのにやや苦労したからです。(しかし、1時間の休憩を有効活用できると言っていた人もいたため、人によってコマの割り振りを選択できるといいと思います。)

授業の最終日には、全先生と生徒の前で15分ほどプレゼンテーションをすることになっていました。準備時間は担当の先生も指導してくれ、見慣れた人たちの前での発表とはいえ、私は緊張しました。当たり前のことですが、同じ内容だとしても母国語でするのと、英語でするのは全く違うと痛感しました。1対1の会話や気軽に話す場ではそのようなことはないのですが、発表となると、「自分の説明は伝わっているだろうか」「文法はおかしくないだろうか」ということが頭をよぎってしまいました。そんな不安を感じながら、説明しても説得力にかけてしまいます。周囲が笑顔だった点、質問を投げることで聞き手にプレゼンに参加してもらった点で事なきを得ましたが、実際のビジネスの場はもっとシビアであり、今の実力では太刀打ちできないのだと実感しました。しかし、自分が手に入れたい英語力を具体化できた最終プレゼンは意味のあるものでした。

【就業経験】
インターンシップを経験できる就業先はたくさんありました。最初はどこに応募しようか迷ってしまったのですが、私は製造業のKoushinさんにお世話になりました。

B to B企業に興味があったこと、日本人たったおひとりで、50人以上もの外国人従業員をまとめている社長さんは、どんな人だろう。フィリピン進出から現在までの話を直接伺ってみたい、海外支店のマネジメントを実際に見てみたいと思ったことが志望動機でした。

結論からいうと、はじめは少し不安だった2週間も大変満足のいく経験となりました。受注から発注までの流れを担っている部署のChenという女性の下に就かせてもらいました。彼女は非常に忙しいにもかかわらず、どんな時でも隣のデスクの私の様子を気にかけてくれました。また、私に沢山のチャンスをくれたことも有難かったです。例えば、部署にかかってくる電話をいつも任せてくれました。電話の応対に不慣れなことと相手がタガログ語かつ早口で話すため、

 

最初は電話が鳴るたびに怖かったです。しかし、何度スムーズにいかなくても「もう1回やってみなよ」と言ってくれました。また、いろいろな業務を経験できるようにと、新しいタスクを常に与えてくれました。私が不明な点を質問すると、理解するまで非常に丁寧な説明をくれたことも本当に心強かったです。

電話を取ること以外の主な業務は、データ入力や、倉庫で出荷準備をするスタッフへ要件の伝達などでした。Koushinさんは、状況や倉庫の在庫確認などをすべて独自のソフトを使い、PCで管理していました。受注から発送、Invoice作成、日本本社への発注、在庫管理まですべてシステム化されていました。そのソフトの説明だけでなく、実際に使わせてもらい、データ管理を経験させてもらったことは非常に貴重な経験でした。それにより、出荷までの流れや在庫の状況などもイメージしやすかったです。

 

 

2週間の間で、一つ目標がありました。それはできるだけ沢山従業員の方たちとコミュニケーションをとることです。そのために自分から積極的に話しかけることを心がけました。初めは挨拶程度だった人たちとも、徐々に打ち解けることが出来たことは1番嬉しかったことです。名前を覚えることは非常に苦労しましたが、名前を覚えることで相手との距離を縮めることが出来たのではないかと思います。行き帰りの満員のバンでの移動や朝昼共にした食事、1日に2回の休憩時間のお菓子パーティ、清掃イベントなど沢山の時間を彼らと過ごしました。いつも笑顔で親切な彼らといた私は2週間いつも笑顔で過ごすことができました。

日本人おひとりで会社をまとめている池田社長のお姿から学ぶことは多くありました。社員みんなから親しまれている池田社長にその秘訣を伺ったのですが「自分は日本人だ、社長だという風に考えるのではなくて、どんな時も”人対人”という風に考えている。」と仰っていました。このお言葉が非常に印象に残っています。また、「自分が多くを説明するよりも、実際にチームの中に入ってみる方が良いと思う。」とはじめからチャンスをくださったことに感謝をしています。