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「短期語学研修体験記」

体験談,

みずほ証券株式会社

S.T さん

 

「イルカと語学留学」。 なんという研修の名前だろう。イルカが英語を喋るわけでもないし、イルカと語学留学とは…。良く読めば、イルカと泳ぐアクティビティが付属している語学留学だという。

 
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仔細に見れば、プライベートレッスンを含めて 1 週間で 35 時間ものコマ数。毎週駅前留学していたら半年はかかる 時間数のレッスンを 1 週間で受けられる。しかも、プライベートレッスンも盛りだくさん。さらに、イルカと一緒に泳げるら しい。この魅力に惹かれて、つい申し込んでしまった。

 

感想。「良かったよ。もう一回行きたいなぁ。」フィリピンの印象も変わった。好きな国になってしまった。出稼ぎ、フィリピ ンパブ、それに加えて、反政府ゲリラ、これがフィリピンのイメージだった。ためらっていた時に、先輩がフィリピンに行って 「良かった。意外にも好きになったぞ。」という。そこで、僕も申し込んだ。1 週間の滞在を経て、意外なほどにフィリピ ン好きになった自分に驚いた。

 

まず、英語の研修が、良かった。先生方は若いが熱心で、それぞれの特徴を持っていた。主任教師のマージは、英 語の教え方を大学で学んだこともあり、発音の仕方の教授方法は分かりやすかった。m と n、r と l の発音の違いは 頭では理解しても実際に、その通りに発音することは難しい。t や s の子音は、音が小さく、さらにマスターし辛い。日 本語の参考書では「英語耳」が良いと思うし、事前に読んでいくと良いと思うが、独学の限界を思い知らされた。独 学では、自分の発音が聞けないことに加えて、どういう口の形をするかが分からないので、発音を上達させることが難 しい。10 年以上前に、米国でマンツーマンの Private Lesson を受けて以来の発音のレッスンであったが、もう一 度受けたい。日本で Berlitz と AEON に通ったことがあるが、授業料の関係で、マンツーマンで発音や口の形を教 えてもらうような機会は極めて限定的であった。その意味でも、発音の練習は良かった。もっと、発音練習に時間を 割くようにお願いすれば良かったのではないか、と今になって思うくらい、良かった。

 

次に、街の感じを徒歩圏で知ることができたのは良かった。語学研修で海外に行く場合には、街に出て雰囲気を感 じることも重要だが、学習時間もあるから、どう時間を捻出するかが課題だ。マニラに滞在した先輩は、語学学校ま で車で移動したという。距離の問題、治安の問題、いろいろあるのだろう。この点、iYes では、ホテルが学校となって いるので、授業の合間に部屋で休憩もできるので、学校と宿の移動時間が節約できる。ついでに言えば、週前半の 体調が良くなかった時には、横になって休めたので助かった。週後半には、テクテクと歩いて近所に出かけることができ た。治安が良いから安心だ。米国の大学街に住んだことがあったが、夜は、ちょっと気を付けないといけない。それと 同じか、それよりも安全な印象を受けた。特筆すべきは、近所に大きなショッピングセンターが 2 つあること。米国滞 在時には大型量販店やスーパーに行かないと 1 本 250 円のペットボトルの水を買わなければならない(量販店で は 1 本 30 円程度)という不便を甘受した、スービックも米国の影響もあるのか、小売りとスーパーでは値段差があ る。でも、シッピングセンターが近所にあるので、ビールでもコーラでも、相応の安さで買える。もちろん、ホテルにも売っ ているけど、街の感じが分るという意味でも、ショッピングセンターでビールやらおつまみを買うのは良いこと。ミニストップ が何軒かあるので、そこで日本と似た感じで買い物もできる。朝早く起き、近所のビーチを散策するときでもコンビニ は開いている。

 

気分転換、という意味で、スポーツ好きの人も対応できるロケーションというのは良かった。ホテルの前には、テニスコ ート、陸上トラック、プールがある。先生方とテニスに興じる人もいると聞いた。僕は、50m プールに 2 回ほど行った。 「水を飲むと、赤痢になる」という話も聞いたが、プールでは、フィリピン内の選手権に向けて練習に励む選手たちが 多くいるのだから、赤痢になるような水ではないはずだ。彼・彼女たちが飛び込むと、波が来て、ごっくん、飲んじゃった。

 

健康面では、飲み水には注意を払った。水道水を煮沸して飲むか、ショッピングセンターで購入した水やコーラ、ビー ルを飲むようにした。一回だけした下痢は、夜、ピザを食べた際。泳いだ後だったので、プールの水かと思ったが、一緒 に行った学校の先生も腹を下していたので、これは運が悪かったとしか言いようがない。今になっても、何が原因か分 からない。そんなにひどい下痢でもなかったし。

 

圧巻は、イルカ。イルカ体験を提供している Ocean Adventure。その横のカマヤンビーチには感動。イルカ体験で 「イルカに乗った少年」にはなれないが、イルカが引っ張ってくれる。イルカの肌はすべすべ。イルカの胸ヒレ(人間では 手に相当)に捕まっているとイルカは背泳ぎで引っ張ってくれる。その力強さ、スピード感は、感動。救命胴衣をつけ て一緒に泳ぐので泳げない人でも大丈夫。イルカを堪能できる。たった 30 分だったが、忘れられない思い出になった。 ここは、Ocean Adventure という、日本でいう鴨川シーワールドの大型版。多くの子供が来ている。イルカに乗る 時間までの間、動物ショーも見た。蛇、サル、犬が芸をする。会場は、小学生くらいの子供達で満席。昔、上野動 物園にパンダを見に行ったときに、子供ばっかりが居た風景を思い出した。そういえば、昔の日本も子供ばっかりの場 所があったなぁと。イルカショーも見た。外海を使っているので、鴨川シーワールドよりよりも迫力がある。こちらは、中 学生や高校生の遠足組で一杯。簡単な英語で寸劇をしているので、英語レッスンの成果を測ることになるかもしれ ない。これも面白い。

 

カマヤンビーチでは魚の数に圧倒される。ハワイのハナウマ湾、モルディブの海、いずれよりも、その魚の数は多く感じた。 社長のご厚意で、炊飯器に炊いたご飯を持っていき、それを魚にあげたことも良かったのだろう。大小の魚が寄ってく る。魚の大群。まるでトルネード(竜巻)のように魚が渦を巻いている。これには、息を飲んだ。海の向こうが見えな いくらいの魚の群れ。眺めても、眺めても飽きない。

あまり褒めすぎても、中立的ではない。一つだけ難点を上げるとすれば、マニラからスービックまでの距離だ。マニラの 空港から、市街の渋滞を抜けるのに時間がかかる。インドムンバイほどの渋滞ではないが、この渋滞には困った。帰り は、トイレに行きたくなったので、帰りのトイレは、トイレ休憩を含めて必須だ。スービックは、もともと、米軍の海軍基 地。近くにクラークという元米軍のアジア最大の基地が転じた空港もある。仁川から直行便が出ているようなので地 方在住の方は、仁川や香港経由で行くと、その問題もクリアできるかもしれない。

 

まとめると、英語の授業が良く、比較的安全な街で、色々なアクティビティを楽しめる、そんな英会話学校。そう考え ると、車での移動時間を考えても、行く価値があると思う。本当、車の移動距離だけだなぁ。難点は。